髪に良いスタイル、多く見えるスタイル【男性編】

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髪に良い多く見える髪型男性編

 

 

*ここでは「髪」にとって良いとも思われるスタイル 、あるいは同じ方の髪でも、多く見えるスタイルや理美容テクニックを御紹介いたします。

 

基本的には次のような考え方でスタイルを作ります。

 

1.頭皮にとって良い スタイル:風通しが良いスタイル。乾きやすいスタイル。

 

2.多く見えるスタイル:多いところは段カット少ない所はややロングにする。

 

何故こういうスタイルがいいのか?という理由を述べる前に、現代の理美容のテクニックを支えている、4つの技法をお教えいたします。多分皆さんお聞きになったことがあると思いますが、このようなものです。ここは男女区別なく御説明いたします。

 

A)ワンレングス:髪の毛をすべて同じ位置でカットします。

 

いわゆる「オカッパ」頭のようなものですが、切り方は違います。より合理的にカットします。同じ位置で切りますので、一番上の髪が一番長くなります。たとえば耳の下辺りですべて切りそろえる場合は、当然トップの髪は、下ろしてきた時にその位置まで長さがないと、このカット法は出来ません。その結果、上に行くほど長くなり毛量も最も多いものになります。

 

B)グラデーション:これはAの「ワンレングス」より上の髪の長さが短くなるものです。

 

カットする時、「ワンレングス」より髪を挟んだ手を上げて切ります。トンドン上げていきますと、上の髪はどんどん短くなります。その分毛量は減っていきます。いわゆる「段カット」というものですが、厳密に言うとこれも同じ位置で切りますので、トップが5,6センチというような短さにはなりません。

 

しかし位置を上の方などに移動しながらカットしますと、5,6センチにすることが出来ます。皆さんはそういう切り方も「段カット」と思っておられるし実際美容室でもそういう意味で使われていることもあるようです。このテクニックで毛の長さと量を自由自在に操ります。

 

C)指間刈り:これは「理容」の技法。

 

基本的には「どこをとっても同じ長さになっている」というもの。きちっとしたスタイルになります。しかし皆同じスタイルになるという一面もあります。

 

現代ではその長さを変えてカットしていきますので、結果的には理美容共にBとCのテクニックの組み合わせのような技法になっており、それが今の技法の主流と考えてもいいと思います。

 

D)レイヤー:Aの逆です。上が短く下が長いものです。

 

典型的なスタイルが「オオカミヘアー」です。てっぺんが短く時にはつんつんと立っています。そして下は長く裾のほうから、「狼のたてがみ」のように「すいた髪」がチョロチョロ出たスタイルです。この方法ですと「長く見えて毛量が少ない」という結果が得られます。

 

このような技法を使って髪の長さ量を調節して、イメージするスタイルに近づけていきます。

 

*では、髪に良いスタイル、多く見えるスタイル(男性)です。

 

*髪に良いスタイル

 

まず、原則は「短く」です。風通しの良くし、ムレを防ぎます。髪の毛が汚れてたり、油でベタベタしていると頭皮には良くありません。清潔を保ちやすくする為、シャンプーしやすくします。その為のショートです。

 

又、頭皮も乾きやすいので、短いほうがある意味「健康的です。」しかし、すでに髪が薄くなっている方はむやみには短く出来ません。そこで、次のように分けて考えます。

 

*髪が薄くない方、まだ大丈夫な方

 

普通の「刈り上げ」スタイル。裾を2,3センチ刈り上げます。普通、後ろに行くほど刈り上げ幅は大きくなりますが、4,5センチ程度です。そしてサイドやトップの長さは好みに応じて決めますが、これは人によって違います。生え方、量、硬さ、くせ(ウエーヴ)が違うからです。

 

ですので「その方の希望するスタイルで一番短く出来る長さ」を見極めます。これは技術者の技量もありますが、そういう風に伝えれば技術者には解っていただけると思います。大体は5〜7センチくらいが多いです。

 

つまり通常のスタイルなのですが、プロの私としては「短くしかもまとまり易い」という事を考えますので、「その方の希望するスタイルで一番短く出来る長さ」と言いたいのです。

 

このようにして「なるべく風通しの良いスタイル」にします。

 

但しすそに関しては刈り上げないで「耳がすっきり出る長さ」でもよいでしょう。

 

耳にかかる速さは刈り上げと大差はありません。

 

なぜなら耳にかぶるのは生え際の髪であって、上の髪が先にかぶることはないからです。

 

刈り上げは、生え際から上の髪の量が減るだけです。

 

*髪が多く見えるスタイル

 

髪が少ない方に適した髪型はすなわち「髪が多く見えるスタイル」ですね。

 

*トップ、前頭部が薄くなっている方

 

原則的にはあまりトップは短く出来ません。量が減るからです。

 

しかし長い髪は衛生面で不利です。何よりも「むれやすい」のが欠点。そこでなるべく裾はすっきりと短くするほうが良いでしょう。

 

そして上の髪は基本的には上記Bのグラデーションを施します。あるいはもっと単純に10センチ以上に伸ばします。

 

この場合サイドは量を増やしてはいけません。何故なら、サイドにボリュームあると、いくらトップにボリュームを出しても結果的にはバランスから見ると「トップにボリュームがない」と感じてしまうからです。つまり、「対比」の問題なのです。

 

ですからサイドは5センチ以下、トップはその倍程度にします。(髪が寝ない程度で最大の長さです)

 

これを守れば必ず「毛量が多く」見えますし、「若く」見えます。

 

よくお見受けするのが、てっぺんははげているのにサイドの髪をタンと伸ばしておられる方…。

 

気持ちはわかりますが、思い切ってサイドは短くしたほうがいいと思います。それでは「頭頂部の薄さを強調する」スタイルになってしまいます。

 

後、「髪が寝ない程度で最大の長さです」ということですが、「髪の毛」は柔らかいと、ロングにした場合かえって髪の重み自体で「ぺちゃんこ」になってしまう場合があります。

 

そこである程度短くしてあげると髪は立ってきます。つまりボリュームが出てくるのですが、今度は髪そのものの量は減ります。

 

そこで「毛が寝てしまわない程度での最大の長さ」を保てばよいのです。

 

これは「髪の太さ、ウエーヴ、生える方向」によって変わってくるのですが、大体10センチから15センチくらいならある程度根元が浮いて、量的にも納得できるかなと思います。

 

それともう一つ方法があります。それはパーマなのですが、かけ方にちょっとした工夫をします。

 

これは私が考えたやり方です。

 

*まず前の髪の中央列に、2,3本少し細めのロットを巻きます。

 

次に、トップに近づくにしたがってロットを太くしていきます。頭頂部では直径が1.5センチくらいにします。

 

そして左右列にも同じようにしていきます。(頭頂部の基本巻き3列)サイドは巻いてはいけません。

 

こうして前は少しきつめ、トップに行くにしたがってゆるくそしてサイドとの境目も前頭部以外はゆるいので、自然につながります。

 

(前髪は同じ様にゆるくてもいいです。好みで決めてください。)

 

これを技術者にお願いするときは「上の長い部分だけにゆるいパーマをかけて長く、サイドと後ろは、パーマはかけずに、短くしてください。但しパーマの境目は自然になるようにお願いします。」とおっしゃればよいと思います。

 

更にトップにボリュームが出ます。

 

パーマそのものは頭皮や髪にいいとはいえませんが、頭皮の影響は、かける時だけですし、パーマを髪にかけても毛を作る毛包内には何の影響もありません。(正しくパーマ液を使えばですが)

 

それより毛が浮きやすくなりますので、風通しも良くなります。2月に一度くらいで良いでしょう。

 

いずれにしろ、「トップにボリュームを出し、サイドは引き締める」という原則は若く見えるスタイルとして有効ですので、覚えて頂きたいと思います。

 

*短髪について:

 

ここで「ベリーショート」つまり「スポーツ刈り」や「5分刈り」について述べたいと思います。

 

それぞれのスタイルは、大体ですが次のように定義します。

 

*スポーツ刈り:

 

トップは「滑走路」のようにまっすぐ切ります。前髪は少し長くします。トップの長さは好みにより様々ですが、ここで全体の長さが決まります。5ミリから1センチくらいですが、それ以上になりますと「長い目のスポーツ刈り」という表現をされる方が多いです。

 

通常基本的には、トップとサイドは同じ長さになります。もちろん好みによって変えることも可能です。トップは鋏で、サイドはバリカンを使います。

 

*5分刈り:
更に短いスタイル。前髪も同じような長さで短くします。

 

大体ですが、ちなみに「3分」で大体6ミリ、「5分」ですと9ミリです。

 

皆さんは「5分刈り」と聞きますと、「丸坊主」というイメージを持たれる方が多いのですが、実際正確に言うと「一センチ」近い長さがあるのです。

 

感じとしては「坊主頭が少し伸びた感じ」でしょうか。

 

すべてバリカンを使います。しかし同じ長さだと、横や裾が伸びて来たときに不自然に浮き上がったりして全体のバランスが崩れます。そこで裾は短くしたほうがいいです。(特に耳周りは御注意!)

 

*1厘刈り:0.5mm
*5厘刈り:2mm
*1分刈り:3mm(関西では一枚刈りといいます。以下同じ)
*3分刈り:6mm
*5分刈り:9mm

 

ではこの髪型は「薄毛」の方にとってふさわしいと言えるでしょうか?

 

結論から言うと私はイメージの問題さえクリア出来ればOKだと思います。

 

そこで、薄毛の方に向いている5分刈りスタイルを私はお勧めしています。

 

それは「中刈り」と呼んでいるものです。大正生まれの父に教わった借り方です。

 

この方法の利点は…

 

*薄いトップに毛を多く残し、サイドや裾は極力短くするので、髪の密度の差をあまり感じなくなる。

 

*伸びてくると「スポーツ刈り」のような感じになる。

 

*シャンプーしやすく清潔である。

 

等です。

 

刈りかたを特別公開…

 

「中刈り」の刈りかた

 

@ トップの髪は、バリカンを使い「8ミリ」にします。長さは1センチ位でもいいですがあまり長い刃ですと刈りにくいです。

 

A 次にサイドからトップの8ミリに刈った部分までに「5ミリ」を入れます。

 

B その後は、サイドの中央あたりから「3ミリ」「2ミリ」と下に行くほど短くしていきます。私の場合は、一番裾は「1ミリ」にします。

 

C 最後は鋏で境目を滑らかにつなぎます。

 

こうすると「スポーツ刈り」と「丸刈り」の間のスタイルが生まれます。

 

ちなみに「丸刈り」は「一ミリ」のバリカンで頭皮全体をカットします。

 

「丸刈り」はしたいけど少し抵抗があるという方にはお勧めです。

 

殆ど「丸刈り」なのですが、「丸刈り」に見えない、というのが利点です。

 

技術的に難しいことは無いと思いますが、ある程度バリカンの操作にコツは必要かも知れません。

 

それとその方の頭の形によっては長さの微調節が必要です。

 

いずれにしろトップは長い目サイドや裾は短く(薄いめ)が基本です。

 

*頭皮に良いスタイルの補足

 

「風通し」「清潔感」「手入れのしやすさ」のためには「ショート」が良いのですが、それ以外のスタイルでも清潔に保つことは出来ます。

 

ただ注意することがあります。

 

*整髪料について:使い方を間違わないようにしましょう。

 

*リキッド、ヘアークリーム、ムース、ジェル、ウオーターグリース(水性ポマード)、油性ポマード等は「油」です。

 

髪の表面に膜を張る事によって、髪に吸収された「水分」を閉じ込めます。ですから、「髪だけに」つけてください。

 

地肌につけると「毛穴」に汚れや油分がたまりやすくなり、よくありません。

 

確かに「地肌」には油分も適量必要なのですが、もしつけるなら、天然の「椿油」が良いでしょう。

 

しかし頭皮には他の部分の何倍も「皮脂腺」がありますので、特に乾燥しやすい方でない限りこすり付ける必要はないと思います。

 

他にもいろいろなセット用の整髪料がありますが、いずれも同じような成分です。

 

*トニックなどのスキンケア製品、スカルプチュアとかヘアーローション等は、頭皮の血行を促進したり、消毒(アルコール等)をしたりするのが目的で、一般には地肌につけるものです。

 

簡単に言えば「プチ育毛剤」といえば解りやすいかなと思います。

 

成分は、水、エタノール、グリセリン、酢酸トコフェロール等に、流行の成分(ヒアルロン酸等)を加えたものが多いですが、昔からある…堂とかの「トニック」等のように水とエタノールと香料だけのものも、少なくありません。

 

つけた後に頭皮マッサージをします。

 

「アルコール」ですのである程度「消毒」なるのでしょうが、「爽快感」を得るのが主な目的という程度に考えたほうが良いかもしれません。

 

ですからこのトニックとリキッドの2つは分けて考えましょう。

 

つまり、「髪の毛だけにつけるもの」と「地肌につけるもの」です。

 

特に髪に油を多くつけられるスタイルをしている方やムースやジェルで髪を立たせるスタイルをしておられる方は、特に「清潔」を心がけてください。出来れば寝る前は、「ワンシャンプー」でもいいですから、油を落として朝又つけるようにした方がよいと思います。

 

強いては、それが先々「髪を保つ」キーワードになることにもなると思います。

 

いずれにしろ、トニックとリキッドを間違わないということは「地肌」の健康にとって大切なことなので、覚えておいてください。

 

繰り返しになりますが、
「頭皮にとって良いスタイルとは、地肌を清潔に保ち、風通しの良い状態に出来るスタイルである」ということを提案したいと思います。

 

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