理容室の昔話「散髪代はお米一俵」

散髪代は、お米一俵!

 

 

 

*昔はのどかな時代でした…

 

これはお客さんからお聞きしたお話です。

 

昔、村の散髪屋さんは地元の方たちばかりをお相手に商売をなさっていました。

 

当たり前の話ですが、今のようにめまぐるしく住む人が変わらない時代ですから、ほとんどのお客さんは「顔なじみ」の方ばかりです。

 

だから散髪屋さんは親しい人たちの集まる「交流の場」のようでした。

 

よく散髪屋さんが「お風呂屋さん」の側にあるのは、人が集まりやすく、又、髪を切る事と頭や体を洗うことは「身を整える」という共通点があり、両者は相性がよかったのでしょう。

 

そんな時代の理容の技術料金はなんと「お米一表」だったそうです。

 

もちろん、「全国的」にどこもがそうであったわけではなく、そういう村や地方がよくあったという程度の話です。

 

お米を持参するのは「年に一度」収穫のあったときで、散髪屋さんはそれを食べたり、売ったりして(これは私の推測ですが)ご自分の生計を立てておられたようです。

 

面白いのが、「一年に一表支払えば、月に何回散髪にいけるのか?」
ということなんですが、どう思われますか…?

 

実はなんと、「何回でもOK」だったそうです。

 

じゃあ、毎日でもOK?と思いたくなりますよね。

 

これはおそらく暗黙のうちに「常識の範囲」というものがあったのだと思います。

 

そうでないと、50人が毎日来られますと、朝から晩まで働き通しで、ダウンしてしまうからです(笑)。

 

詳しいことはお聞きしなかったのですが、私の職場の近くにあった村ではそういうことがずっと続いていたそうです。

 

でもなんだか、料金がお米一俵っていうのは、ちょっとと小粋な感じがしません?

 

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